明日はもっと上手くやってみせ……たいなぁ

あっちに手を出し、こっちに手を出し。どうにかこうにか目の前の壁を壊して、壁に押しつぶされてはいないから後退はしていないけれど前に進んでるなぁとはとても思えず、ルームランナーで走っているような感覚を覚えています。それもそのはずで、今の僕には築き上げた基盤が無いからです。経営はその基盤をどうやって作るのか、ということに尽きるのではないかと感じています。未来に繋がっている道なんかドコにも無いんだって事を改めて感じます。

「なんでこんなことやってんだろ」って思った時に考えて欲しいこと - GoTheDistance

周囲の誰かと自分を比べても優越感や劣等感が生じて疲れるだけで何の得にもなりませんが、昨日と自分を比べると自分の成長につながります。そう、「他の人より上」でなく、「自分史上最高」を目指せばいいのです。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100125/212389/

学生時代、空手やってたときが、まさにこういう状況でした。やってもやっても上達せず。試合にはロクに勝てず。かと言って、道場行っては師範に怒られ。むしろ怒られるのはマシなほうで、下手すりゃ声かけられないまま、ひたすら基礎練習やって終わり、なんてのもザラでした(自分で練習メニュー考えて、師範が時々注意する類の道場だったのです)。PDCAサイクルまわしたくても、自分ひとりじゃチェックできないから、ひたすらPLANしてDOするだけ。改善してんのかなんて分からない。僕の場合は、空手って言う特殊な状況でした。けれど、「やってることが本当に役立つのか分からない」っつー経験は、多かれ少なかれ誰にもあるんじゃないかと。

まぁ、結局理解しました。計画通りに進められるほど、自分は器用な人間じゃないって。100やって30しか身につかないのは仕方が無い。0じゃないだけ幸せだ。あとは、その30を使って足りない70を埋める手段を考える。そんなに上手くはいかないですけれど。

今自分が担当している仕事も、こういう状況です。分からない事だらけです。色々やってはいるけれど、身についてる実感も無い。けれど、「身についたかどうか」と悩んでいるだけでは、現状待機です。何らかの行動を起こさないと、変化は生まれません。退化になろうと進化になろうと。

まぁ、要はアレです。やることをやってれば、そのうちとりあえず何かが見えてくるだろう、と。

ティーブ・ジョブスの有名な卒業祝賀スピーチに「未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。」という言葉があります。ホントにその通りだなと思います。ただ、何の努力もせず日々を過ごしていては過去を振りかって時に「つなげられるドット」がありません。

http://d.hatena.ne.jp/gothedistance/20100127/1264598502